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亥子屋

美農然~みのぜん~

  • 美農然
    福島県郡山市湖南町の農家さん♪

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2024年3月11日 (月)

2024年 3月11日に寄せて。

3月11日。

あの日から13年。

 

10年ひと昔。。。5年ひと昔。。。

そんな風に言われているけれど、13年たった今年は、それでもあの日から、

今のような日常になるまでを鮮明に覚えているのは、やはり経験したからなんでしょうね。

 

地震、津波、原発事故、別れ、戻れない人がいる場所、時間がかかる場所。

引越し、転校、転職、廃業。

様々な経験をされた方が沢山いた東日本大震災。

 

阪神淡路大震災も、

新潟中越地震、北海道地震、熊本地震。

それぞれに地震による被害を受けた地がありました。

その度に、悲しい気持ちと、どうにかしたい気持ちと、入り混じっていたけれど、

それでも何処か、対岸の火事のような気持ちも多少はあったように思います。

 

自分が経験して、初めてその人たちの大変さだったり、

大切なものを失う悲しみがわかったりするんだと思います。

 

マルテッロを2010年4月28日に開店し、

一年が経たないうちに、東日本大震災を経験しました。

自宅や店の破損や被害よりも、津波が来た実家と実家付近の津波被害の大きさを報道するニュースに不安しかなかった事を思い出します。

連絡がつかない、道路破損のために移動することもできない、高速道路が通行できないためにガソリンも届かない。

原発事故があり避難したくても動きようのない日々。

嘘だらけの政治家のニュース報道。

東北なんて、ましてや福島県などなくても良いかのような発言。

まぁ、底の底まで突き落とされた時間でした。

 

原発事故の追い打ちがあり、震災の年の夏休みには引越しの相談をするママさんたちがいて、

予告通りの夏休みが終わったら、近隣の小中の子供達はあっという間にクラスの半分が減ってしまったという現実。

世帯数が減り商売ができるのか、今後の生活が成り立つのか。不安しかなかった震災一年目。

 

どこにいようとも、どこであってもやるのは自分。

マルテッロを始めるにあたっても、協力してくれる家族や仲間はいたけれど

実際にやるのは自分たちしかいないのですから。

いつでも、スタートラインな気持ちです。

 

新しい事を始める時は、いつだって不安しかありません。

それでも、努力し続けることで不安から自信につながるんだと思います。

今も、そんな風に思いながら日々を過ごしています。

同じ事を繰り返していては、お客様に飽きられてしまう事。

かといって、変わらないことも必要な事と。

 

震災から13年たつ今年も、

この福島県で皆様をお迎えし、お見送りできる事を楽しみに

来県され、この郡山市にお越しいただけることを

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

 

 

マルテッロ

0249738611

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